こんにちは。ようこそちょうぱそへ!
最近ちょっと体調を崩しておりまして、おとなしくしておりました室長です。
さて、実は室長は質問のような現象を一度経験したことがあります。
ずいぶん前、Windows XPがリリースされて間もないころだったと思います。NT系のセットアップ自体はWindowsNT4.0の時からの慣れた作業ですので、特に深く考えずに取り掛かりました。
その時は既存のパーテションを壊さずにフォーマットのみを行ってセットアップ作業を行ったと記憶しています。すると、ハードディスクの容量も正常に認識し、システムファイルのコピーも正常に行われて再起動にかかりました。そしてその時も今回の質問のケースとまったく同じで、また正常にハードディスクからのシステムファイルの読み込みが始まらず、CD-ROMからセットアップが始まったので大変ビックリした記憶があります。
そして、セットアッププログラム上で確認すると、確かにパーテションは正常に切られていて、容量も正常に認識している状態になっていますが、実はハードディスクは正常に機能していないで、セットアッププログラムだけがすべてが正常と勘違いしてどんどん進行しているような状態でした。仕方が無いので「きっとパーテション情報が正常に取り扱われていないのだろう」と考えて、Windows XPのセットアップ作業を中断して、MS-DOS上からFDISK.EXEを使用して改めてパーテションを切りなおして、同様にWindowsXPのセットアップ作業を完了すると、今度は正常に起動することができたという・・・変な現象でした。
原因ははっきり分かりませんが、Windows XPのセットアッププログラムに内包されているパーテション操作プログラムにある種のバグのようなものがあって、このような現象が起こるのではないかと考えましたが、これについての関連情報は特に公開されていないようです。
では、FDISK.EXEについて解説しますので、よろしければ試してみてください。FDISKはMS-DOSからWindowsMeに至るまで、いろんなバージョンを経て使用されてきたパーテション操作プログラムです。
1 Windows Me、などのの「Win9x系」の起動ディスクを作成する。
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」アプレットにある「起動ディスク」タブから作ることができます。Windows98は2枚組み、WindowsMeは1枚です。ここではMeの起動ディスクで説明します。
2 起動ディスクを使ってシステムを起動する。
作成した起動ディスクをドライブに挿入して、電源を投入してください。そして、表示されたスタートアップメニューの一番下、「Minimal Boot」を実行してください。
3 FDISK.EXEを実行する。
プロンプトが「>」で止まりますので、ここに「fdisk」とコマンドを打ってENTERキーを押してください。
a:\> fdisk ↓
「↓」はENTERキーを押すという意味です。最初「a:\>」の部分はカレントディレクトリといって、Windowsで言えば今現在開いて見ているフォルダの位置を表すようなものです。現在は「a:\」ですからフロッピードライブ「a:」を開いた状態になっています。FDISK.EXEはフロッピーディスクの中にあるので、この状態でコマンドを打てば実行できます。
ちなみに、MS-DOSはLinuxと違って大文字と小文字の区別がありません。コマンドはどちらで打っても構いませんが、慣習的にコマンドは小文字で入力するのが常ですので、表記も小文字にしています。
4 FDISKの機能を使ってパーテション操作をする。
FDISKを起動すると、最初に大容量ドライブがどうのこうのという長い説明文がでます。ファイルシステムをFATとFAT32のどちらにするかという切り替えを行う設定ですが、今はあまり意味を持ちませんので、構わずに「Y」を押して進んでください。
次に、メニューがでますので、数字で選択してください。
最初にやるのはパーテションの削除です。
「3」領域または論理MS-DOSドライブの削除
↓
「1」基本MS-DOS領域を削除
↓
「ESC」で戻る
↓
「1」MS-DOS領域また論理MS-DOSドライブを作成
↓
「基本 MS-DOS 領域に使用できる最大サイズを割り当てますか」
この問いに「Y」と答えると、ハードディスク全体を1つのドライブとして扱うことになり、「N」とすれば複数のドライブを作成することができます。基本的にMS-DOSでは基本領域は最大4つまでという制限がありますが、実際このFDISK.EXEでは基本領域は1つしか作ることができません。
また基本的な構成としては、基本領域が1つ、拡張領域が1つ、そして拡張領域の中に論理ドライブを作る・・・というのが一般的です。たとえば、基本領域を1つ作り、拡張領域の中に論理ドライブを2つ作った場合は、マイコンピュータ上には3つのハードディスクドライブが表示されることになります。
↓
「ESC」で戻る
↓
「アクティブな領域がないと・・・・」というメッセージがでますので、今作った基本領域をアクティブに設定してあげてください。この領域がシステムファイルを格納する、いわゆる「起動可能ドライブ」ということになります。
↓
「ESC」でFDISK.EXEを終了する。
5 WindowsXPのセットアップを実行してNTFSでフォーマットする。
通常はこの後再起動して、再びMS-DOSを起動し、今度はFORMAT.EXEでフォーマットするのですが、このディスクではWindowsXP上で推奨するNTFSファイルシステムが作れませんので、FDISKを終了した段階でやめて、あとはWindowsXPのセットアップCD-ROMを使用して、セットアッププログラムの途中でNTFSファイルシステムにフォーマットすればOKです。
と簡単に書きましたが、文字だけの画面ですので慣れが必要ですが、注意して画面を見てゆけば意味は充分分かるはずですので、がんばってみてください。それと、FDISKをしますと、ハードディスクの中を全部まっさらにしてしまいますので、当然のことながら既存のデータはすべて失われます。たとえば、今マイコンピュータで見ると「C」と「D」の2つのハードディスクドライブがあって、ハードディスク自体は1つしか取り付けられて無い場合、FIDKSで一度、その領域の壁をぶっ壊してまた新たに区切るのですから、Cだけ、Dだけというさぎょうができませんので、全部消えてしまうことになります。
ちょっとはお役に立てたでしょうか?
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