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No.2020  原因はいろいろです・・・。
発言者: 室長
発言日: 2005 04/09 10:25
 
こんにちは。ようこそちょうぱそへ!

PCの動作が不安定になるのにはいろいろ原因があります。
大きく分類されるのは物理的要因と論理的な要因です。いろいろありますが、ぱっと思いつくのは下記のようなものです。

●物理的要因
 ・作業量が多すぎてCPUが負荷に耐えられない
 ・搭載されている物理メモリが不足している
 ・搭載しているデバイスの総ワット数が電源ユニットの限界に近い、または超えている
 ・発熱量が多すぎる 
 ・USBやPCMCIA等に接続している外部機器が動作不安定、または損傷している
 ・各種接続コネクタが接触不良を起こしている


●論理的要因
 ・ソフトウェアのインストール等によってシステムを損傷している
 ・ハードディスクの空き容量が不足している
 ・バックグラウンドで作業しているサービスが多すぎる
 ・ネットワークが不安定で各種アクセスに時間がかかる
 ・ファイルシステムの断片化が著しく進んでいる
 ・セキュリティ対策ソフトウェアの設定が適切でない
 ・ウイルス、スパイウェアに感染している

・・・とまぁ、こんなところですが、思い当たる節はありますでしょうか。何にもしていないのに・・・という話ですから、おそらく論理的な要因のほうが可能性大でしょう。


■スキャンディスクとデフラグ
まず定石として「スキャンディスク」を実行して、システムにエラーが無いか、ハードディスクの空き容量が間違って報告されていないかなどを確認してください。ファイルシステムの断片化が進んでいる場合もありますので、「デフラグ」を実行して適宜最適化を行ってください。


■仮想メモリの状態の確認
ひよこさんが行われた「ハードディスクの空き容量確保」という作業はこれに当たりますが、動作に不具合を起こすほどの空き容量不足であれば、デスクトップのものを消した程度ではとても足りないと思われます(多くがショートカットでしょうから)。

この作業は仮想メモリ(スワップファイル)の確保を意味しています。仮想メモリは物理メモリだけでは処理できないような巨大なメモリ領域を喰う作業を命令した際、物理メモリの不足分を補うために、一時的にハードディスクの一部をあたかも物理メモリのように使用するもので、システム起動時にハードディスクの空き領域にその空き具合に応じたサイズで確保されます。当然空き容量が少なくなると、確保される容量も少なくなって動作に問題を起こすようになりますので、「なんかわからんけどハードディスクはいつも一割くらいは開けよ」・・・といわれるようになりました。

この確保先は変更することができます。たとえばハードディスクを2台使用している場合で、1台目が「Cドライブ」、2台目が「Dドライブ」となっている場合ですが、

「コントロールパネル」→「システム」→「詳細設定」→
「パフォーマンス『設定ボタン』」→「詳細設定」→「仮想メモリ『設定ボタン』」

これで呼び出される「仮想メモリ設定ウインドウ」で各ドライブにどれくらいの仮想メモリを割り当てるかを設定できます。空き容量が少ない場合は、この手続きで空き容量が多いハードディスクに確保先を変更するか、大幅にファイルを削除してかつ、デフラグで新たな連続空き領域を確保する必要があります。


■バックグラウンドサービスの確認
WindowsXPは、バックグラウンドで常駐しているプログラムを「サービス」という概念で管理しています。これはWindows98、Meには無かった言葉ですが、WindowsNT系列では大変重要な概念です。

オペレーティングシステムはシステムの根幹となるプログラムが起動し、この周りにデバイスの管理やネットワークの管理など様々な作業に細分化された個々のプログラムが起動することで、全体を形作っています。Windows98、Meにも同様にバックグラウンドで起動する常駐プログラム群がありましたが、これらは統制がとれておらずユーザーがその用途に従ってカスタマイズすることが困難なものでした。WindowsNT系ではこれらを「サービス」という概念でまとめ、オペレーティングシステムの用途に合わせて選択し、パフォーマンスを高められるようになっています。

まずは、タスクバーを右クリックして「タスクマネージャ」を呼び出してください。次に「プロセス」タブを開き、常時CPUの数値が異常に上がっているプロセスが無いか確認してください。問題があるようなプロセスが見つかれば、これが何のサービスに基づくプログラムかを確認してみてください。サービスは「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピュータの管理」→「サービス」で確認できます。

そして、なんのサービスかがわからない場合、そのプロセス名「〜.exe」などをインターネットで検索してみると意外な事実が判明するかも・・・。それは次の項目。


■スパイウェアに感染していないか調べる
最近、スパイウェアによって動作が緩慢になる現象をよく耳にします。もしかしたらこの可能性大ですので、調査してみてください。

スパイウェアはインターネット経由でシステムに入り込み、仕組まれた特定の動作を行います。それはシステム内から集めた情報の送信であったり、場合によってはシステムを破壊するプログラムであったりします。インターネットエクスプローラのスタート画面が「Search for」などの特定のサイトに固定されてしまったり、インストールした覚えも無いのにインターネットエクスプローラのメニューバーに変な検索バーが追加されていたりと、目に見えるスパイウェアもあります。しかしほとんどが普段目にすることのない場所に潜伏してユーザーにわからないように活動していますので、ツールを使って確認してみると5つも6つもスパイウェアに感染していたなんて例が多々あります。

スパイウェアの駆除ソフトとしては「Ad-ware」が有名です。フリーで入手できて、さらにパターンファイルのアップデートまで行えます。下記サイトに詳しい説明がありますので、参考にしてみてください。

http://www.dream-seed.com/server/spy.html


大きなところではこんなところでしょうか。

それから、MAGIQLIP2の再生不具合についてはこちらを参照してくださいませ。
http://www.openmg.com/jp/MAGIQLIP2/faq/index.html#04
小生は使ったことないソフトウェアですので、よく分かりません。システム不具合の原因がこのソフトウェアということになれば一度詳しく検証してみたいと思います。

具体的な現象がもっと分かればいいのですが、突然フリーズするというのは非常に多岐にわたった原因が考えられますので、とりあえず思いつくものを列挙してみました。お役に立ちますでしょうか?

▼関連発言

2019:最近突然… [ひよこ] 04/07
 └2020:原因はいろいろです・・・。 [室長] 04/09
  └2021:丁寧な説明どうもありがとうございます! [ひよこ] 04/10 [最後の発言]