なるほどQuicktimeですな。質問に「画像ファイル」とあったので、BMP、JPG、GIFといった画像のファイルを開くという操作を念頭において回答をしました。動画再生の仕掛けについての解説は前回のとおりで、基本的にはリンクをクリックするという操作はIEの内部処理ですので融通はききません。
また、Quicktime Moveについてですが、ポップコーンさんのいう「この動画ファイルはリンク先から取得すると、Playerで再生せず、ブラウザで直接表示する仕組みになっているようなんです。」というのは先に説明したプラグインによる効果で、ブラウザが再生しているわけではなく、ブラウザのウインドウ内で、組み込まれたプラグインが再生しているものです。
先に解説したとおり、IEには動画を再生する機能はありませんので、WMV、MPG、AVI、MOV、RMといった拡張子がついたムービーファイルをダウンロードするように命令したとき、つまりリンクをクリックしたときには、まずIEはそれらの動画ファイル専用のプラグインがインストールされているか確認します。
プラグインと、動画ファイルを再生するためのアプリケーション本体とは全く別物です。プラグインはIEのコンポーネント(部品)としてIEにインストールされ、ブラウザ上で動画を再生するために必要な機能を提供します。よく、WEBページにQuick Timeのプレイヤーバーが埋め込まれて音声などを再生しているページを見ますが、これはプラグインの機能によるもので、そこに表示されているものはアプリケーションとしてインストールされているQuick Time本体とは違うものです。
単純にいうと、単体のアプリケーション自体をインストールしていなくても、プラグインをインストールしていれば、ブラウザ上ではその動画ファイルを見ることができる場合があります。(Linuxなどではけっこう当たり前の話です。)
で、話は戻りますが、IE上でMOVファイルへのリンクをクリックしたときは、IEはまずMOVファイルが再生できるプラグイン(Quicktimeプラグイン)がインストールされているかどうか調べます。で、ブラウザ上でWEBページの作者が意図したとおりにMOVファイルを再生しようとします。このときプラグインがインストールされていなければ、次はそのファイルの処理方法をWindowsに委ねます。このとき、Windowsは拡張子から判断して、MOVファイルに関連付けされているアプリケーションがないか探します。そして、関連付けされているアプリケーションがインストールされていればそれを起動してMOVファイルを再生しますし、インストールされていなければ、未知のファイルとして「保存するかどうか」をユーザーに尋ねてきます。MOVファイルはQuicktime Player以外のプレーヤーでも再生できますので、ここではあくまで「関連付けされているアプリケーション」と表記しました。
ならば、ポップコーンさんが考えている動作が実現するためには、IE用のプラグインはインストールせずに、アプリケーションとしてのQuicktime Playerだけがインストールされた状態にすればいいわけです。しかし・・・・・
しかし・・・・、問題なのは、現在のQuicktimeのWindows版はアプリケーション本体とプラグインが同時にインストールされ、同時にアンインストールされる点です。つまり、現在はプラグインだけが単体の状態であるということはなく、Quicktimeをインストールすれば必ずIE用のプラグインがインストールされ、MOVファイルのリンクをクリックしたときは必ずプラグインが優先して再生が行われます。
IEのレジストリなどを細かくいじっていくか、QuicktimeのIE用プラグインの設定ファイルのいじり方などがはっきりと判れば、改造する方法もあるかもしれませんが、少なくとも室長はやったことがありませんので、申し訳ありませんがよくわかりません。
結論としては、MOVファイルをブラウザ上ではなく、通常のQuicktime Playerで再生しようと思うなら、一度ロカールファイルとしてダウンロードして再生を行うか、あるいはiTuneであれば「Open Streemウインドウ」に目的の動画ファイルのURLを入力してやる方法しかないでしょうね。
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